2024.11.20
今回は,前回お話ししたセルフイメージを育てる方法についてのお話です。
当時,私のセルフイメージの概念は順調に育ちましたが,セルフイメージの育て方は,まったくの闇の中でした。今思えば,この方法は生徒ぞれぞれで異なるので,当然のことなのですが…。今は,生徒の性格・考え方や行動のパターンなど十分に知ったうえで,その生徒のセルフイメージを育てる環境を提供しています。ここでは,一般的な方法を2つお話しいたします。
①セルフイメージの高い人が出ている映像を見たり,その人の書いた本を読む。
セルフイメージの高い人の高い人が書いた本や作品に触れることだけでも,子供のセルフイメージは高まることがあります。スポーツで言えば,一流の選手のプレーを見ること,出会うこと,いいゲームを見ることが,①に当たります。直接会えれば、最高の機会の一つです。この方法は,多くの生徒にあてはまります。
②いいところを見付けて,褒める
生徒のいいところを見つけたときは,声を出して言う。これを褒めるといいます。いいところを見つけず,褒めることを煽(おだ)てるといいます。煽てることは,セルフイメージを育てないばかりか,マイナス効果なることともあります。
セルフイメージを育てるには,短期集中ではなく長期間継続する必要があることも,忘れてはなりません。
セルフイメージでも,教育の基本「さりげなく,ひつこく❣」が,ポイントですね。