特別寄稿① 上西園武良氏

2021.08.15

今回は私黒澤の55年来の友人でもあり,リモート物理を担当する上西園武良氏の思いをご紹介いたします。上西園氏は,一部上場企業で商品開発研究を経験した後,大学教授としての研究と生徒指導だけでなく,大学入試問題作成も経験されています。大学教授を退任後,高校生に物理を教えたいという思いをフェニックスオフィスで実現して頂いています。上西園先生のお話は,きっと皆様のヒントになることでしょう。お楽しみくださいませ。

中学校・高校ではいじめの問題が頻繁に取り上げられます。一方、大学ではあまり聞きません。理由は色々考えられますが、そのひとつに「クラス」があると思います。中学校・高校では、ほぼ毎日固定されたクラスで授業を受けるので、クラスに馴染めない生徒はいじめの対象になりやすい。大学では、必修科目以外の選択科目に対してのクラスは固定されていない。友達が作りにくい反面、「クラスからの疎外」ということも起こりにくいようです。
いじめ対策だけでなく、生徒ひとりひとりの個性にあった科目を提供し、個性を伸ばしてやるためにも、中学校・高校での選択科目の導入は検討に値するような気がします。