冬休みを3倍楽しむ方法 その2

2022.12.19

2022.12.19 冬休みを3倍楽しむ その2

冬休みまで,あと1週間となりました。お母さんもお子さんも,冬休みを3倍楽しむ方法をご提案します。今回は,その2です。

 

学校が決めた時間割と学習目標に従って,子どもは学習に取り組みます。また,学習のペースは指導者である先生が決めます。したがって,子どもの学習活動の主導権は,学校にあります。

私が生徒のときも教師になってからも,「生徒の理解にあったペースで学習に取り組めれば,大きな成果を出るのに…」と何度思ったことでしょう。実は,冬休み(長期休業)こそが,この自分のペースで学習するチャンスなのです。そのために必要なことは,自分のペースで学習できる計画です。目標を決め企画・実行する学校で学んでいる生徒は,計画を立てることに慣れていません。だからこそ,お母さんの出番なのです。子どもが主役になれるように,子どもの話を『聴き』ながらワイワイと冬休みの学習時間割りを含めた日課表を作ることです。

日課表は,週計画で立てます。次の順序で作成されることをお勧めします。

 

① 起きる時間と寝る時間 ② 家族で決まっている予定(帰省や家族行事など) ③ 部活や習い事などの決まっている行事 ④ 趣味(ゲーム・テレビを含む) ⑤ 学習時間

 

ポイントは,学習時間を最後に入れることです。①~⑤ができたら,全体を見渡してアンバランスなところを修正します。また,慣れていないときは,計画通りにはいかないところが出てくるので,修正します。この日課表が上手くいけば,びっくりする結果が伴ってきます。この方法が上手くいくかどうかは,お母さん・指導者の『聴き方』にかかっています。

やってみませんか?

 

(追伸)日課表の立て方は,子どもの精神的成長で大きく異なります。この件についての質問・相談は,黒澤まで❣