昔話「ウサギと亀」を読んで

2023.05.08

今日は,先日小学生にウサギと亀の話をしている時に心に浮かんだことを書きます。

 

昔話「ウサギと亀」のストーリーが,足の速いウサギが油断をしてしまい,亀に負けてしまう,ということはご存じの通りです。この昔話の教訓は,「どんな時も,油断をしてはいけません。」であると,私は幼いころ母親から聞いたことを今も覚えています。この教訓は,ウサギからの学びです。

このウサギに意識をおいた教訓も,一理ありです。では,亀からはどのような学びがあるでしょうか?そこで, 亀に意識をおいて昔話を見直してみましょう。どんどんウサギが離れていく状況にもかかわらず,亀は黙々と歩き続けます。亀はウサギが寝ている横を通る過ぎる時も,ゴールから目を離すことなく,自分のベストペースで黙々と歩き続けます。その結果,ウサギとの競争に勝利を収めたのです。亀からの教訓は,「ゴールから目を離すことなく,自分のベストペースで進むことが,大切です。」となります。

意識をウサギにおくか,亀におくかで,教訓は大きく変わってきます。皆さんは,どちらのタイプですか?