今年初めての合格者が出ました。

2023.03.06

フェニックスオフィスとご縁があって,高校受験を指導させて頂きました中学3年生K君から,合格の連絡を頂きました。ここでは,お母様から頂きました合格体験記を紹介いたします。

  

(K君のお母様)

9月に高校受験をすることが決まり、その日から受験勉強がはじまりました。

その時は、公立高校にするか、私立高校にするか、併願にするか、専願にするか…,そう言ったことも分からない状況でした。校内の実力テストや模擬試験の結果を見ながら、どこへ行けるのか?どこなら行けるのか?不安でいっぱいでした。その都度、黒澤先生が受け止めてくださり、また、お母さんも塾で北原先生が話を聴いてくださり、不安を信頼に変えていくことが出来ました。

 黒澤先生は、息子が今おかれている現状、精神状態を丁寧に見てくださり、それにあわせた指導をしてくださいました。また、自学・自律ということを一番に考えてくださり、親と子の線引きをしてくださいました。そのおかげで、息子は、自分で考え、学習することを身につけることが出来ていきました。親子の関係も良好になり、頼まれたことのみのサポートをすることができるようになりました。

 その過程は、決して平坦なものではなく、自分の感情と向き合う苦しい日々でした。言い過ぎて反抗され、自分の不安を安心に変える発言はダメだと反省したり…。でも、常に味方になり、暖かく見守ってくださる黒澤先生や北原先生、井口先生のおかげで、受験の日をむかえられたことを感謝しています。親がすることは、『栄養バランスのよい食事と睡眠』と『お金の準備』。この教えを実践できるようにいたしました。

 黒澤先生から、試験までの心得や試験当日のことなどもお話して頂きました。そして、息子は当日最大限のパフォーマンスを発揮し、合格通知を頂くことが出来ました。自分で決め、相談をしながら学習に取り組んで得た結果だったので、息子はとても喜んでおり、親としても嬉しいかぎりです。

 親子で何度も話しています。あの時、黒澤先生と数学を勉強すると決めてよかったね、と…。出会い、ご縁に感謝いたします。

 

(黒澤より) 中学3年の9月に,中学校の指導が合わないために学業で思うような結果を出せないだけでなく,学校生活でも不安定な状況であった中高一貫校の私立中学に通うK君とのご縁を頂きました。外部の高校受験を決める前後のK君は,精神的に大変不安定な状況でした。精神的な安定を築くために,まずは「聴く」ことから始めました。学習では,K君にあった学習習慣の確立から取り組んだことを思い出します。黒澤の助言を素直に受け止め,高校受験に向かって,今の自分ができることを主体的・継続的に努力したK君に,最大の敬意を表します。

 大学進学を希望するK君にとって,これからがさらに大きな飛躍のときです。今後もK君の学習サポートさせて頂けることに対し,嬉しく感謝申し上げます。