子どもって,素晴らしい①

2022.11.03

今日は,バレーボールで出会った松地君のお話し致します。松地君は,小学校のときに右腕を骨折した結果,腕がまっすぐに伸びないだけでなく少し捻じれた状態になっていました。初めてアンダーパスをしたとき,ボールは真っすぐ飛ぶどころか,パスをするたびにどこに飛んでいくか分からない状態でした。

 

私だけでなく多くの人が,松地君がバレーボールを続けることは無理だ,と感じていました。

 

ところが,松地君は諦めていなかったのです。人よりも何倍も時間がかかりましたが,アンダーパスができるただ一つの組手の形を見つけ出したのです。それ以外は真っすぐに飛びませんが,この組み手になると同じところに同じボールを正確に返すことができるのです。このとき,松地君のバレーボールの扉が開いた瞬間でした。

 

その後,松地君はバレーボールに没頭。3年のときには,仲間の高い人望を得て,キャップテンに就任,その年の県大会で準優勝を達成,松地君は誰もが認める県代表選手になっていました。

 

松地君のことを思い出すたびに,好きなことに取り組んだ時の子どもの可能性と潜在能力・集中力が生み出す結果に驚くばかりです。

 

この可能性と潜在能力・集中力は,あなたのお子様も持っているのです。

 

やっぱり,「子どもって,素晴らしい❣」